次世代を担う優れた化学人材の育成は、本学の化学系部局共通の重要課題です。フロンティア化学教育研究センター(FCC)は、工学研究院から多大なご支援を頂き、総合化学院(CSE)、国際先端物質科学大学院(AGS)、理学研究院化学部門および触媒科学研究所と組織的に連携し、化学系教育推進に大きく貢献しています。とくに、国際交流推進事業では、当センター内にAGS事務局を設置し、世界から博士課程学生の受入を積極的に支援しています。令和2年1月までに127名もの学生が入学しました。また、CSE所属学生を対象とする海外インターンシップ派遣事業(SV)では、世界23の国と地域へ151名の学生派遣を、留学生のインターンシップ受入事業(SS)では、18の国と地域から120名の学生の受入を支援しています。北海道大学サマー・インスティテュート(HSI)実施にも主体的に参画し、大学院講義の国際化にも貢献しています。
以上のように、当センターは国際的に広い視野を持つ化学人材の育成に向けた努力を続けています。